インフルエンサーマーケティングを外部に依頼したものの、「結局何をやってくれたのか分からないまま終わった」という失敗談は珍しくありません。多くの場合、契約前の確認不足が原因です。この記事では、契約前に確認しておきたいポイントを整理しました。
確認すべき4つのポイント
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| クリエイター選定基準の透明性 | 「なぜこのクリエイターを起用するのか」を、フォロワー数以外の根拠(再生数・保存率等)で説明できるか。説明が曖昧な場合、実際の効果も見えにくくなる |
| 費用体系の明確さ | クリエイターへの謝礼、代理店の手数料、追加費用が発生する条件が事前に明示されているか |
| 対応範囲 | 企画立案からキャスティング、投稿内容の確認、効果集計まで一気通貫で対応するのか、一部の工程だけなのか |
| レポーティングの内容 | 施策後にどのような数値(再生数・ユーザーアクション等)が、どの頻度で報告されるか |
こんな説明をする代理店は注意した方がいい
商談の場で「フォロワー〇万人のインフルエンサーを起用します」というフォロワー数の説明しか出てこない場合は要注意です。直近の再生数や過去の実績データを一切見せずに提案してくる代理店は、そもそも起用候補の実力を把握できていない可能性があります。
また「必ず結果が出ます」「バズを保証します」といった断定的な言い方も、実態のない期待値を煽っているだけのことが多く、慎重に見極める必要があります。
表示ルールへの理解も確認材料になる
2023年のステルスマーケティング規制以降、PR投稿には広告であることを明示する表示ルールが求められています。このルールを踏まえた投稿運用ができているかどうかも、代理店の実務レベルを見極める材料になります。
表示ルールを軽視する代理店に依頼すると、思わぬ炎上リスクを抱えることになりかねません。
選定基準そのものを聞いてみる
商談の際に「どのような基準でクリエイターを選定していますか」と直接聞いてみることをおすすめします。フォロワー数より重視すべき指標を具体的に説明できる代理店であれば、実務の解像度が高いと判断できます。
選定基準の具体的な考え方は、インフルエンサーをフォロワー数で選んではいけない理由と、代わりに見るべき指標でも解説しています。費用の内訳についてはインフルエンサーマーケティングの費用相場と、見積もりの中身をご覧ください。